振袖の洗い張り・仕立て直し

 

洗い張り

着物の仕立てについて

洗い張りとは、仕立てられた着物をほどいて、反物の状態に戻してから水洗いをすることです。
全て解いて洗うため、着物のクリーニングの中でもきれいになり、生地がよみがえります。

クリーニング後、着物として着るには仕立てる必要があります。

着物のリフォームの際には、一度洗い張りをしてからお仕立てされることをオススメします。
絹にやさしく、地球環境にも配慮した、化学薬品を一切使わない石鹸と水でブラッシングします。
傷んだ裏地を取り替えて、仕立て直しをすると、新品同様になります。

 

 

仕立て直し

仕立て直しとは、仕立て上がっているものを、全てほどいて、縫い直すことをいいます。
着物を全てほどいて、そのうえで湯のし、もしくは洗い張りをおこない、仕立て直すために着物をクリーニングします。

その後、縫い直し、着物をよみがえらせます。

技術の差が仕上がりの差になります

着物は、洋服の立体裁断と違って、反物を直線裁断して縫い合わせることで作られます。
また、縫い方も非常にシンプルな直線縫いです。簡単に縫うことができますが、かといって技術が必要ないわけではありません。
シンプルな縫い方だけに、緻密で優れた技術が必要になるのです。

この直線構成と、卓越した技術によって、着物は三代にわたって着ることができる、といわれています。

国家検定技能和裁士

大切な反物を任せるのだから、信頼できる職人に頼みたいですよね。
仕立て職人を選ぶ際にポイントになるのが、「和裁士」の資格。「和裁士」とは、一流の技術を持つ人にのみ与えられる国家資格です。
最近、市場では80%以上がミシン(ハイテク)縫製や海外(中国等)縫製です。高級呉服でも例外ではありません。ミシン(ハ イテク)で縫製された着物は、縫い直しができないケースもあります。

大切なあなたの着物は、是非伝統技術を受け継いだ国内の和裁士にお任せください。

 

料金の目安

お薦めする基本的なリフォーム(洗い張り+仕立て直し)の料金は¥65,000です。

しみ抜き、色カケが必要な場合は別途料金が必要となります。
詳しくはお問い合わせください。

 

 

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